投稿日:2014年06月04日
先日Facebookページで患者さまからのご提案でマンガ本を置いてみては….?というお話がありました。
さっそくスタッフ会議で取り上げてみたのですがやはり当院、「眼科」ということもあり
中には感染性の結膜炎の方もいらっしゃるので
本来でしたら雑誌類は置かないというのが基本となっています。
なぜなら結膜炎は接触感染で広がるからです。
ですが、どうしても検査で待っていらっしゃる方々や検査に使用するために当院では最低限の新聞・雑誌は置いています。
院内には色んな理由でいらっしゃる患者さまでいっぱいです。
たとえば普通の視力検査で来院した患者さまが実は数日後に流行性結膜炎という場合もあるわけです。
実はウイルス性の結膜炎ですと潜伏期間というものがあるので
まだまだ症状が出てない方もいらっしゃる場合だってあります。(たとえば家族は結膜炎だけど本人は今は症状なし、とか….)
なので患者さまを全てを把握することができません。
症状の出ている患者さまには別室で待機してもらうようにしていますがそれでもこれで万全というわけではありません。
ですので患者さまご自身で予防していただくことも大切です。
(こまめに手洗いしてください。)
という事で、やはりマンガ本を置くというアイディアはとても魅力的ではありますが諸事情により今回は見送らせていただくことになりました。
今回アイディアを提案してくれたS様、ありがとうございました。これをきっかけにあらためて院内感染防止策を見直すことができました。